相続のトラブルは解決できる？信頼できる司法書士の選び方
司法書士は書類作成の専門家
相続を巡る問題は相続人や親族間で大きなトラブルの種となりかねません。円満に手続きを進めるためにも、司法書士に相談することをおすすめします。
司法書士は相続に関する書類作成の専門家です。遺産分割協議書、自筆証書遺言・公正証書遺言、相続放棄申述書など手続きに必要な各種書類作成をサポートしてくれます。不動産・預貯金・株式などの名義変更に対応している事務所も多いです。一部の手続きだけ司法書士に依頼することもできます。
相続に関するアドバイスや書類作成の代行ができる
司法書士は登記に関する業務の専門家です。特に不動産登記は相続と深い関わりがあり、所有者の死後に何もしないでいると後々トラブルになる可能性があります。これを防ぐためにも、早めに相続登記を済ませることが大切です。
司法書士に相談すると相続に関する適切なアドバイスを受けられます。面倒な書類作成も代行しているので、一人での手続きに不安がある方、何から手を付ければ良いかわからない方は司法書士に依頼しましょう。
司法書士は相続人同士のトラブルには介入できない
相続相談に関する強い味方となってくれる司法書士ですが、残念ながら相続人同士のトラブルには介入できません。相続を巡る争いが予見される場合、もしくはすでに揉めてしまっている場合は弁護士に解決を依頼しましょう。
ただし、法務大臣の認定を受けた認定司法書士に限り、簡易裁判所で取り扱う140万円までの民事事件については代理人として裁判や和解交渉ができます。争点が少ない場合は司法書士でも十分対応できるでしょう。
